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開発者ブログ
最終更新日 2025年06月30日
◆ 開発者ブログ
あさがお
[
日記
]
2025年06月30日(月)
22時58分
コメント(0)
あさがおが咲きました。庭の隅に去年の種が落ちていたものです。特に世話はしていないのですが、あさがおはとても丈夫な植物らしく、勝手に育って勝手に花をつけました。
今年は6月だと言うのに既に暑さがたまりませんが、せっかくなので、あさがおを見て癒されたいと思います。
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鉄道唱歌
[
古文
]
2025年05月31日(土)
22時54分
コメント(0)
♪汽笛一声新橋を…
…から始まる鉄道唱歌。沿線の名物や名所を歌い込んでおり、日本の地理の勉強になります。明治時代に作られたものなので多少古い部分もありますが(例えば大森駅の近くの梅園は既にない、など)、今でも十分に通用します。先の冒頭は東海道本線の沿線を歌ったものですが、九州や東北など、他のバージョンも存在します。
そして、文語調で歌われているので古文の勉強にもなりそうという、なかなか良い教材なのではないかと。これ、解説したら需要があるでしょうか?そういう書籍とかもうあるのかな?ご存知の方もしいらしたら教えて下さい。
とりあえず、今このブログでは百人一首の解説を少しずつ書いているので、それが終わったら鉄道唱歌をやってみてもいいのかなと思う次第です。
chatGPTで百人一首の絵札を作れるか
[
日記
]
2025年04月30日(水)
22時22分
コメント(0)
以前から百人一首を覚えるゲームの開発構想があるのですが、絵的に充実させたいとなると、絵札の画像の用意が必要かなぁと。百人一首は大昔からあるので、著作権の切れた画像は大量にある、とは思うのですが、それを手に入れる手段が思い浮かばない。インターネット上にあるものは著作権が切れていても、持ち主に無断で利用すると何か言われたときに面倒なことになりそうですし、古い百人一首の札を購入しようとすると割といいお値段。そして本当に著作権が切れているのか確証が持てず。自分で描くほどの画力はない。という所で、昨今のAIによる画像生成に頼ってみるのはどうだろうか。無料版のAIだと利用制限があるので100枚生成するのは至難の業かもしれませんが、ちょっと試してみようかなと思っております。進展がありましたら報告いたします。
百人一首第41句
[
古文
]
2025年03月31日(月)
21時34分
コメント(0)
このシリーズでは百人一首を順に解説していきます。
ゆくゆくは百首全ての解説を目指します。
[ 番号 ]
第四十一句
[ 歌 ]
恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひ初めしか
[ かな ]
こひすてふ わがなはまだき たちにけり ひとしれずこそ おもひそめしか
[ よみ ]
こいすちょう わがなわまだき たちにけり ひとしれずこそ おもいそめしか
[ 現代語訳 ]
恋をしているという私の噂がもう広まってしまった。人に知られないよう思い始めたばかりなのに。
[ 品詞分解 ]
恋す/てふ【サ行変格活用動詞「恋す」終止形+格助詞「と」+ワ行五段活用動詞「言ふ」連体形(音便)】 わ【名詞】 が【格助詞】 名【名詞】 は【係助詞】 まだき【副詞】 立ち/に/けり【タ行四段活用動詞「立つ」連用形+完了の助動詞「ぬ」連用形+過去の助動詞「けり」終止形】 人【名詞】 知れ/ず【ラ行下二段活用動詞「知る」未然形+打消の助動詞「ず」連用形】 こそ【係助詞】 思ひ/初め/しか【ハ行四段活用動詞「思ふ」連用形+マ行下二段活用動詞「初む」連用形+過去の助動詞「き」已然形】
[ 文法 ]
・「てふ」は「と言ふ」が転じたもの。
・三句切れ。
・人知れず「こそ」 思ひ初め「しか」は係り結び。「しか」は過去の助動詞「き」の已然形。
[ 読み人 ]
壬生忠見(みぶのただみ) [男性]
三十六歌仙の一人に数えられる平安時代中期の歌人。歌人として有名であったことは間違いないが、その他の経歴等については資料に乏しい。この歌で挑んだ歌合に敗れ、失意がもとで亡くなってしまったという逸話が残されている。
[ 決まり字 ]
2字
[ 解説 ]
まだ恋をし始めたばかりなのに、もう噂がたってしまったと、人の噂の早さへの驚きと嘆きを歌った歌。いつの時代も色恋話が噂になるのは早いものであるようだ。
百人一首第40句
[
古文
]
2025年02月28日(金)
22時34分
コメント(0)
このシリーズでは百人一首を順に解説していきます。
ゆくゆくは百首全ての解説を目指します。
[ 番号 ]
第四十句
[ 歌 ]
しのぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで
[ かな ]
しのぶれど いろにいでにけり わがこひは ものやおもふと ひとのとふまで
[ よみ ]
しのぶれど いろにいでにけり わがこいわ ものやおもうと ひとのとうまで
[ 現代語訳 ]
恋しい気持ちを心の中に秘めて我慢していたが、私の恋は、人から「恋をしているのか」と問われる程に表情に出てしまっていたのだなあ。
[ 品詞分解 ]
しのぶれ/ど【バ行上二段活用動詞「しのぶ」已然形+接続助詞】 色【名詞】 に【格助詞】 出で/に/けり【ダ行下二段活用動詞「出づ」連用形+完了の助動詞「ぬ」連用形+過去の助動詞「けり」終止形】 わ【名詞】 が【格助詞】 恋【名詞】 は【係助詞】 物【名詞】 や【係助詞】 思ふ/と【ハ行四段活用動詞「思ふ」終止形+格助詞】 人【名詞】 の【格助詞】 問ふ【ハ行四段活用動詞「問ふ」連体形】 まで【格助詞】
[ 文法 ]
・二句切れ
・「色に出でにけり」が本来最後に来るところ、第二句へ持ってきている倒置法
[ 読み人 ]
平兼盛(たいらのかねもり) [男性]
平安時代中期の貴族・歌人。地方の官職を転々とするなど官位には恵まれなかったが、歌人として有名で、三十六歌仙のうちの1人。兼盛集という歌集も残されている。
[ 決まり字 ]
2字
[ 解説 ]
心の中に隠していた恋心が、知らず知らずに表に出てしまった様子を詠んだ歌。単に恋をしているということを詠むのではなく、それが表情などにも影響し、隠そうとしても隠し切れない程に恋しい様子を、人に隠しきれなかったという点を通じて表現している。
「色に出でにけり」の「色」とは顔色のことで、心の中の恋が表情などに現れたしまったことを言っている。また、「物や思ふ」は恋しい相手のことについてあれこれと考えてしまうことを表している。
この歌は、西暦960年に村上天皇が開いた歌合せで披露されたものと伝わっている。歌合せとは歌の出来栄えを競う催しで、この歌と競い合ったのは百人一首の第41句にも選ばれている「恋すてふ〜」であった。どちらの句も良い出来栄えで甲乙付けがたかったが、天皇がこの歌をくちずさんだことから、この句の勝利となったという。
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