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最終更新日 2019年03月31日 


◆ 古文

 
2019年1月センター試験古文 2019年01月30日(水) 21時02分  
センター試験お疲れ様でした。古文について各問の解説を書いてみました。
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百人一首第23句 2018年12月31日(月) 01時26分  
このシリーズでは百人一首を順に解説していきます。
ゆくゆくは百首全ての解説を目指します。

[ 番号 ]
第二十三句

[ 歌 ]
月見れば ちぢに物こそ かなしけれ 我が身ひとつの 秋にはあらねど

[ かな ]
つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ わがみひとつの あきにはあらねど

[ よみ ]
つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ わがみひとつの あきにはあらねど

[ 現代語訳 ]
月を見ると様々なものやことが悲しく感じられてくる。私だけに秋が来たわけではないけれども。

[ 品詞分解 ]
月【名】 見れ/ば【マ上一動「見る」已+接助】   ちぢに【ナリ形動「ちぢなり」用】 物【名】 こそ【係助】   かなしけれ【シク形「かなし」已】   我【名】 が【格助】 身【名】 ひとつ【名】 の【格助】   秋【名】 に【格助】 は【係助】 あら/ね/ど【ラ変動「あり」未+打消助動「ず」已+接助】

[ 文法 ]
・「ものこそかなしけれ」は係り結び。むすびは「けれ」ではなく「かなしけれ」で一語なので注意。
・三句切れ。
・文章としては「我が身~あらねど」が先頭に来るべきだが、倒置法により後方に来ている。

[ 読み人 ]
大江千里(おおえのちさと) [男性]

平安前期に生きた歌人。儒学者・漢学者でもあった。生没年は不詳。中古三十六歌仙のひとり。官僚としても地位はあまり高くなかったが、歌人としては天皇から頼まれて家集(個人の和歌集)を作るなど、優れた才能を発揮した。儒学者・漢学者としての知識を和歌に取り込むことも多かったようである。百人一首に取り上げられたこの歌も、中国の詩人、白居易(はくきょい)の作品に着想を得ていると言われる。

[ 決まり字 ]
2字

[ 解説 ]
秋という季節にもの悲しさを覚えた心を歌っている。秋になると草木が散ったり動物や虫の姿も少なくなり、なんとなくさびしい雰囲気になる。また、日が落ちるのが早くなり夜が長くなるため、平安時代の歌人たちにとっては物思いにふける時間が長くなる季節だったに違いない。

 
太宰府天満宮へ行ってきました 2018年11月30日(金) 19時38分  
太宰府天満宮へ行ってきました。

↓太宰府天満宮


平安貴族の菅原道真がこの地に左遷された後に亡くなり、この地に祭られたと言われております。学問の神様として有名ですね。そろそろ受験シーズン到来です。皆様にも幸せが訪れますよう。

 
まつげ 2018年10月31日(水) 23時55分  
「つけま」とは何のことだか判りますか?古文ではなくて現代で使われる言葉です。

これ「つけまつげ」を略した言葉で、まつげを長く見せて見栄えを良くする化粧のための人工まつげのことです。使っている人にとっては常識でしょうか?
「つけまつける」なんて歌もあったりします。

ついでに、同じく美容のため、美容院等で自分のまつげに1本1本毛を貼り付けてまつげを伸ばしてもらうことは「まつエク」と呼ぶようです。「まつげエクステンション(EXTENSION=拡張)」の略ですね。



 
百人一首第22句 2018年07月31日(火) 23時11分  
このシリーズでは百人一首を順に解説していきます。
ゆくゆくは百首全ての解説を目指します。

[ 番号 ]
第二十二句

[ 歌 ]
吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ

[ かな ]
ふくからに あきのくさきの しをるれば むべやまかぜを あらしといふらむ

[ よみ ]
ふくからに あきのくさきの しおるれば むべやまかぜを あらしというらん

[ 現代語訳 ]
山風が吹くのと同時に秋の草や木がしおれるので、なるほど、だから「山風」を「嵐(荒らし)」と呼ぶのだろう

[ 品詞分解 ]
吹く/からに【カ行四段動詞「吹く」連体形+接続助詞】   秋【名詞】 の【格助詞】 草木【名詞】 の【格助詞】   しをるれ/ば【ラ行下二段活用動詞「しをる」已然形+接続助詞】   むべ【副詞】 山風【名詞】 を【格助詞】   あらし【名詞】 と【格助詞】 いふ/らむ【ハ行四段活用動詞「いふ」終止形+現在推量の助動詞「らむ」終止形】

[ 文法 ]
・「あらし」は「嵐」と「荒らし」の掛詞

[ 読み人 ]
文屋康秀(ふんやのやすひで) [男性]

平安時代前期の歌人。六歌仙の一人。文琳(ぶんりん)とも呼ばれた。古今集や後撰集にその歌が伝わっている。百人一首第九首を詠んだ小野小町とも親交があったようだ。

[ 決まり字 ]
1字

[ 解説 ]
「嵐」という漢字の成り立ちを「山」と「風」に分けて考え、「山」から吹き下ろす「風」が草木を「あらし」てしまうので、なるほど、山風と書いて嵐と言うのだとする、いわば言葉遊びの歌である。作者はこのような言葉遊びに強かったようである。



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