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最終更新日 2017年07月31日 


 

◆ 開発者ブログ
 
高千穂へ行ってきました 2017年07月31日(月) 23時31分  

高千穂へ行ってきました。
九州の宮崎県は北西部にある町です。

古典の世界とも深い繋がりがある所で、日本神話では、「にぎのみこと」という神様が降り立った地とされています。この出来事を「天孫降臨(てんそこうりん)」と言います。そのときは高千穂に水がなかったので、引いてきた水が「真名井の滝」という滝となって現在も流れているそうです。



このあたりは国の名勝、天然記念物に指定されています。



谷の中を通るので、割と上り下りが激しいです。ちょっとした運動です。お陰で散策中は結構暑かったです。もう少し涼しいのを想像して行ったのですが(笑。真夏よりは春や秋など過ごしやすい季節に出かけた方が良いかもしれませんね。今回はちょっと時間が無かったのでかなり駆け足の散策でしたが、次回はもう少しゆっくり巡ってみたいと思います。
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濃いめのお茶 2017年06月30日(金) 21時39分  

濃いめのお茶が好きです。

で、パッケージに濃いめと書いてあるペットボトル入りのお茶を買ったのですが、そこでふと思ったのです。『「濃いめ」の対義語は「薄め」であり、「薄い目」ではない。「薄め」に限らず、「厳しめ」「易しめ」「固め」「柔らかめ」「高め」「低め」「明るめ」「暗め」…と、あげだしたらきりが無いが、「どっちかというとその性質の方へ寄っている」「程度がそちら寄りである」ことを表す「~め」は形容詞の語幹(嬉しい、嬉しかった、嬉しく…など活用しても変わらない部分、つまりこの場合は「うれし」)にくっつく。この法則を「濃い」にも適応すると、「濃いめ」ではなく「濃め」になるのではないか。』と。

結論から言うとインターネットで調べるとすぐ答えらしきWebサイトを見つけました。

https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/term/052.html

NHK放送文化研究所のWebサイトです。ただし、理由は「多くの人がそう言っているから」というもの。何らかの法則や起源があるものではないようです。

「濃い」のように2文字の形容詞には「良い」と「無い」がありますが、これは「良いめ」「無い目」とは言わないので参考になりません。その代わり「良さげ」「なさげ」という言い方をする場合はありまして、これは他の形容詞だと「淋しげ」「楽しげ」となります。つまり「淋しさげ」「楽しさげ」ではなく、「良げ」「なげ」ではないわけです。なぜか2文字の時だけ「さ」が入るんですね。これも文法的に何らかの理由があるものではなく、そう言うからそう言うのだと言うしかない類いのものだと思われます。

ちなみに古文には「ここちよげなり」と言うような単語があります。「よさげ」ではなくて「よげ」です。むかしは「よげ」でよかったようです。やはり使われていくうちに「さ」が入った方が言いやすかったり意味が伝わりやすかったりといった理由で変化していったものと思われます。

やはり日本語、例外が多過ぎです。

 
天香具山へ行ってきました。 2017年05月31日(水) 22時24分  
天香具山へ行ってきました。

以前にも行こうと思っていたのですが行けていなかったので、今回が初訪問でございます。

…といっても、天香具山。普通の山です。



はい、この写真の中央にあるのが天香具山です。高さは152メートル。

さほど高い山というわけでもありませんが、百人一首の第2首目、

春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天の香具山

…に詠まれていることで有名です。

歌の解説はこちらに掲載しましたので、よろしければご覧下さい。

JRですと桜井線の香久山駅、近鉄ですと大阪線の耳成駅が最寄り駅です。

 
百人一首第19句 2017年04月30日(日) 23時05分  
このシリーズでは百人一首を順に解説していきます。
ゆくゆくは百首全ての解説を目指します。

[ 番号 ]
第十九句

[ 歌 ]
難波潟 短き蘆の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや

[ かな ]
なにはがた みじかきあしの ふしのまも あはでこのよを すぐしてよとや

[ よみ ]
なにわがた みじかきあしの ふしのまも あわでこのよを すぐしてよとや

[ 現代語訳 ]
難波潟(大阪付近の海)に生えている蘆の、その短い節の間(のように短い時間)さえも(あなたに)逢わないで生きていろと(おっしゃるのですか)。

[ 品詞分解 ]
難波潟【名詞】 短き【ク活用形容詞「短し」連体形】 蘆【名詞】 の【格助詞】 ふし【名詞】 の【格助詞】 間【名詞】 も【係助詞】 逢は/で【ハ行四段活用動詞「逢ふ」未然形+打消の接続助詞】 こ/の【名詞+格助詞】 世【名詞】 を【格助詞】 過ぐし/てよ【サ行四段活用動詞「過ぐす」連用形+完了の助動詞「つ」命令形】 と【格助詞】 や【係助詞】


[ 文法 ]
・「難波潟 短き蘆の」は「ふしの間」を導く序詞。
・「ふしの間」は「蘆の節の間」と「短い時間」という二つの意味を持つ掛詞。
・蘆、ふし、世は縁語。
・「過ぐしてよとや」の「や」は係助詞なので後に連体形の結び(「言ふ」など)が続くはずだが省略されている(結びの省略)。


[ 読み人 ]
伊勢(いせ) [女性]

平安時代の女流歌人で、三十六歌仙のひとり。父が伊勢守(いせのかみと読む。さしずめ現在の三重県知事と言ったところか)だったため、伊勢と呼ばれるようになったようだ。古今和歌集などにも多くの歌を残している。同じ三十六歌仙のひとり「中務」の母でもある。恋多き女性で恋の歌を読むのが得意であったようだ。


[ 決まり字 ]
4字

[ 解説 ]
「蘆(あし)」は水辺に生える背の高い植物である。その茎には竹と同じように節がある。その節の短さと、時間の短さとを掛けて、少しも会ってくれない男性に対する気持ちを歌った歌である。蘆の短い節のようにほんの少しの時間会ってくれるだけでも嬉しいのに、全く会いに来てくれない。全く会わないまま一生を過ごせというのですか、いいえ、違いますよね。そんな女性の気持ちを込めた歌である。

 
はてしない 2017年03月31日(金) 23時52分  
強意の副助詞「し」のお話です。

唐衣 きつつなれにし つまあれば はるばるきぬる 旅をぞ思う

と言う場合の「し」です。
ちなみに「きつつなれにし」の「し」は過去の助動詞「き」の連体形です。
簡単な見分け方として「し」が無くても意味が通じるかどうか…と言うのがあります。

つましあれば→訳は「妻がいるので」=つま(し)あれば→「し」が無くても意味は通じる

こうなれば強意の副助詞です。

強意というのはなかなか分かりづらいのですが、現代語にもたまにこの「し」が残っていて、その代表格が「果てしない」の「し」です。「果てない」でも意味が通じるのですが、「果てしない」とすることで果てがない様子が強調された表現になります。

この他にも動詞「す」の連用形だとか、形容詞の一部だとか、割と見分けるのが難しいのが「し」です。「果てしない」というような強意の使い方があることは覚えておいて下さい。

※現代語の「果てしない」は「果てしない」で一語の形容詞として扱われます。



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