ポイ捨ての「ポイ」はポイッと捨てるのポイだと考えられます。
つまり、擬音語、擬態語の類です。
捨てる時にポイって音はしないと思うので、多分擬態語でしょう。
ちなみに
擬音語
→音をまねて言葉にしたもの。
例:カラスの鳴き声「カー」、猫の鳴き声「ニャー」など
擬態語
→動作や様子を音声で表現した物。
例:きらめく様子「きらきら」、揺らめく様子「ゆらゆら」など
ですよね。
古文でも…
さめほろと泣く。(
さめざめと泣く。)←擬態語
ひいふっとぞ射切ったる。(
ひゅうっと射切った。)←擬音語
…のような使用例があります。
時代によって擬態語も擬音語も変化しているようです。
…最終的に、擬態語をどう古文に直すかという問いにたどり着きました。
なかなか難しいです。現在存在している擬音語一つ一つに対して訳語を考えていかねばならないでしょう。
色々考えましたが、
ポイ捨ては
うち捨てと訳すようにしておきました。
さて。
本来ポイ捨てをしている人を見たら持たねばならない感想は、
ポイ捨てを古文にしたらどうなるか
…ではなく
道路にゴミを捨てるなんていけないことだ
…だと思います。
もちろん私も一応そう思いましたのでご安心ください。
にしても、ポイ捨てする人って何を考えているんでしょうね。
ゴミで汚れた歩道を見て楽しい人なんていないでしょうし、そのゴミは誰かが片付けなければならないわけですから、ポイ捨てという行為は他人に迷惑を掛ける行為だと思うのです。ちょっと考えれば分かりそうなことだと思うのですが。
全く最近の若者は…と若者すべてに敷延する気もないですし、彼らもわざと捨てたわけではないですが、やはり拾ってほしかったですね。
ちなみにその空き缶は、私が責任を持ってゴミ箱へ入れておきました。
ああ、何て私は偉いんだ…と思った私はつくづくバカだと思います。
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