古文翻訳装置の開発中に、
「翔ぶ」
…と入力したら動詞として認識されなかったので、
「あーあ未登録語だよ登録しないと」
…と思って古文翻訳装置の辞書に登録しようとしたのですが、仮名漢字変換ソフト(ATOK)が「とぶ」の変換候補として、
とぶ
飛ぶ
跳ぶ
冬父
翬
しか表示してくれません。
「なぜか変換できない!」
司馬遼太郎さんの小説に「翔ぶが如く」というのがありまして
そのタイトルは「とぶがごとく」と読むのです。
歌の歌詞なんかにも「翔ぶ」と書いて「とぶ」と読ませるもの、ありますよね。でも、
「なぜか変換できない…」
漢和字典を引いてみて初めて知りましたが、
「翔」には、
音読み : ショウ
訓読み : かけ・る
…という読みしかない…らしい。
なん…だと?
今までの私は司馬遼太郎に躍らされていただけだったというのか。
大河ドラマにもなったのに…NHKにすら間違った読みを教えられていたのか。
……大げさか。
まぁ、とりあえず、辞書には登録しちゃったので、古文翻訳装置Ver3.0では「翔ぶ」も正しく?認識できるようになります。
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