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最終更新日 2026年03月31日 


 

◆ 開発者ブログ
 
箱根へ行ってきました 2026年03月31日(火) 22時33分  
箱根へ行ってきました。

箱根八里の山道も、現代においては登山鉄道やらケーブルカーやらで簡単に登ることが出来ます。
便利な世の中になったものです。

以前、箱根八里の歌について書きました。

かくこそありしか

の部分についての解説でしたが、これ、2番の歌詞は

かくこそありけれ

となっています。続く歌詞が

近時の壮士(=昨今の若者)

なので、「けれ」が過去を表す助動詞では今どきの若者のことを言っている文脈と違って来てしまうので、ここは詠嘆の意味で使われていると解釈できます。

つまり、

このようであるのだなあ

と訳せるのですが、調べてみると、

このようであってほしいなあ

と訳しているものも見かけます。

けりに願望の意味は無い気がするのですが、如何なものでしょうか。係り結びになっていますので「これだよこれ!」と強調する言い回しである事は確かなので、そう言う所から願望の意味を取るでしょうか。

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Windows11 2026年02月28日(土) 22時36分  
2年ほど前に以下の記事を書きました。

パソコンを買い換えたい
https://kobun.blog.shinobi.jp/Date/20231031/

Windows10のサポートが切れてしまったので、仕方なく新しいノートパソコンを購入したのですが、古文翻訳装置の対応環境は相変わらずWindows10のままです。古文翻訳装置も新しいバージョンにしたら正式にWindows11対応と謳おうかと思っておりますが、特に問題なくWindows11でも動くはずです。

本当は開発用にもう少し性能の良いデスクトップパソコンがほしいのですが、2025年の終わり頃からパソコンがかなり値上がりしており、買う時を逸した気がします。今後、下がるかどうかもよくわからないので、買いたいと思ったときが買い時なのかもしれませんが、資金難なので、もう少し様子を見ることになりそうです。

もし、Windows11でうまく動作しないといったことがありましたら、お知らせいただければ幸いです。

 
がんばれ受験生 2026年01月31日(土) 21時58分  
先日、愛知県の常滑(とこなめ)へ行ったのですが、駅をを降りると猫さんが受験生の応援をしていました。



常滑は焼き物の街として有名で、それで焼き物の招き猫がこの猫の由来なのかなと思われます。面白いのは常滑の「滑」の字がひっくり返っているところですね。そのままの意味だと「常に滑る」という受験生にとっては縁起の悪い意味にも取れてしまいますから、ひっくり返すことでその逆、つまり常に滑らない=合格と言うことにしているのでしょうか。

常滑を「とこなめ」と読むのは難読地名の部類に入ると思いますが、万葉集にもこの「とこなめ」と言う読み方をする歌があるようで、かなり昔からある読み方のようです。地名の由来としては床(地面)の土の質が滑らかで、焼き物に向いていたと言うことだとか。

受験生のみなさん、常に滑らないで合格できますよう!

 
気賀の関所へ行ってきました。 2025年12月30日(火) 23時25分  
気賀の関所へ行ってきました。気賀の関所は「きがのせきしょ」と読みます。江戸幕府は、街道の要所要所に関所を設け、人の往来を監視し、治安の維持に当たっていました。その一つがここ、静岡県の浜松市内にあった気賀の関所で、今の建物は復元で、当時の場所とは違うのですが、雰囲気は感じられると思います。



静岡県を通る重要な街道といえば東海道ですが、東海道はもっと海側を通っていたので、この関所はその裏道のように使われていた姫街道と呼ばれる街道に位置していたものです。井伊直虎ゆかりの地でもあり、大河ドラマで井伊直虎が取り上げられた際には大河ドラマ館が併設され、大いににぎわっておりました。今はそこまででもないので、ゆっくりと往時の雰囲気を楽しめると思います。

そこまで広い訳でもないので、見学時間は30分もあれば十分でした。今回は公共交通機関を利用して訪れました。天竜浜名湖鉄道の気賀駅から歩いてすぐで、天竜浜名湖鉄道はだいたい1時間に1本のローカル線のため、列車を下りて関所を見学後、次の列車に乗る、というスケジュールがちょうど良かったです。駐車場もありますので車でのアクセスも便利です。

 
百人一首第43句 2025年11月30日(日) 21時50分  
このシリーズでは百人一首を順に解説していきます。
ゆくゆくは百首全ての解説を目指します。

[ 番号 ]
第四十三句

[ 歌 ] 
逢ひ見ての 後の心に 比ぶれば 昔はものを 思はざりけり

[ かな ]
あひみての のちのこころに くらぶれば むかしはものを おもはざりけり

[ よみ ]
あいみての のちのこころに くらぶれば むかしわものを おもわざりけり

[ 現代語訳 ]
あなたと契りを結んだ後に比べれば、昔の私はあなたが愛しいと思っていなかったようなものだ(昔の思いなど思っていなかったのも同然と言えるくらいに、会ってみて尚愛しくなった)

[ 品詞分解 ]
逢ひ見/て【マ行上一段活用動詞「逢ひ見る」連用形+接続助詞】 の【格助詞】   後【名詞】 の【格助詞】 心【名詞】 に【格助詞】   比ぶれ/ば【バ行下二段活用動詞「比ぶ」已然形+接続助詞】   昔【名詞】 は【係助詞】 もの【名詞】 を【格助詞】   思は/ざり/けり【ハ行四段活用動詞「思ふ」未然形+打消の助動詞「ず」連用形+過去の助動詞「けり」終止形】

[ 文法 ]
・「見る」は現代でも使う動詞であるが、古文の世界では意味が広く、単に目にするだけではなく「会う」「結婚する」といった意味も持つ。

[ 読み人 ]
権中納言敦忠(ごんちゅうなごんあつただ) [男性]
権中納言は官職名で、苗字は藤原である。三十六歌仙の1人。官職としても出世したが短命であった。和歌や琵琶の力量に長けており、多くの歌が残されている。

[ 決まり字 ]
2字

[ 解説 ]
相手に対する深い恋心を詠んだ歌。平安時代の貴族の恋愛は、会う前に、手紙のやり取りから始まることが多かった。そして、実際に会ってみて、尚強くなった恋心を詠んだのがこの歌である。実際に会う段階は平安時代の貴族の恋愛においてはかなり進んだ状況で、この場合、「逢ひ見て」は、恋人同士の契りを交わすことを指す。実際は、逢う前にも相手を想っていたはずなのだが、実際に深い仲になった後の思いに比べれば、以前の悩みなど取るに足らなかったと、あとから振り返っている。恋が深まれば深まるほど、それに比例して深まる相手への思いを巧みに詠んだ歌である。



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