忍者ブログ
古文自動翻訳研究センター 中学・高校の古文学習をパソコンにサポートさせようと試みるページ
サイト内検索  サイトマップ   文字サイズ変更方法
トップページ開発者ブログ >まつげ
最終更新日 2024年03月31日 


◆ まつげ

 
まつげ 2018年10月31日(水) 23時55分  
「つけま」とは何のことだか判りますか?古文ではなくて現代で使われる言葉です。

これ「つけまつげ」を略した言葉で、まつげを長く見せて見栄えを良くする化粧のための人工まつげのことです。使っている人にとっては常識でしょうか?
「つけまつける」なんて歌もあったりします。

ついでに、同じく美容のため、美容院等で自分のまつげに1本1本毛を貼り付けてまつげを伸ばしてもらうことは「まつエク」と呼ぶようです。「まつげエクステンション(EXTENSION=拡張)」の略ですね。





さて、つけまとまつエク自体はこのブログの扱うところの古文とは関係ないのですが、要は単語の意味は知らなきゃ判らないので古文単語は古文学習の際にはしっかり覚えましょうという程の意味と、あとは「まつげ」という単語がその手助けになるかも知れないと思ったので書きました。

以下の古文の意味が分かりますか。今度はしっかり古文です。

沖つ白波
奥つ方

答えは、

沖に立っている白波
奥のほう

という漢字ですが、この中で重要なのは「つ」です。
この「つ」は格助詞で、現代で言うところの「の」と同じような役割をします。

沖の白波
奥の方

「つ」を「の」に直す。これだけで意味が通じやすくなりますね。
そして、ここで「まつげ」なのですが「まつげ」は元々は「目つ毛」だったのです。
つまり「目の毛」です。目にある毛だから「まつげ」だったわけです。

これは、現代では使われなくなった「つ」が単語として残っているものだったんですね。

このことを知っておくと古文中の「つ」の意味が分かるようになるのではないでしょうか。
基本的には「の」と読み替えればOKです。
PR

コメント(0) [コメントする]  

トラックバック() [トラックバックする]  


 

この記事にコメントする

個人情報は、必要な範囲内でご記入下さい。コメント本文以外は空欄でも構いません。
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントは承認制となっております。投稿後しばらくして表示されます。詳しくは利用規約を御覧下さい。


◆ 情報早見表

◆ 来客数

◆ カレンダー
2024年03月 2024年04月 2024年05月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

◆ カテゴリー

◆ RSS

◆ ブログ内検索

◆ 月別索引




利用規約   推奨環境   個人情報保護   お問い合わせ トップページへ   最上へ

制作:古文自動翻訳研究センター

忍者ブログ [PR]