物事を単純に計算するには、数値化するのが一番です。
しかしながら、その数値化の基準を作り出すのが非常に難しい。
古文翻訳装置でですね、未然、連用、終止、連体、仮定、命令の活用形のうち、入力された動詞はどの活用形なのかを調べるプログラムにおいて、それぞれの出現可能性を数値化して順位付けしようと考えたわけです。以前このブログで書いたのですが「思う。」と「思うこと」の「思う」は同じ形でも活用形が違うので、それを場合分けしてやらなければ行けないわけです。パソコンが判断できることは、突き詰めていけば、ある数とある数が同じか違うかのみなので、そんなパソコンでも判断が出来るように、判断の作業の単純化が求められるわけですね。ですから、数値化して判断させようと。この場合は連用形の可能性が80%、終止形の可能性が20%…みたいな感じで。……さて、どうしたものか。
評価って難しいなとつくづく感じる今日この頃でした。
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