新しく買ったBlu-rayレコーダーで何を録画するかと言えばそれは…
古文翻訳装置に「言えなかった」と入力してみたら認識しませんでした。
現代文を古文に直す機能において、です。
ここで重大な事実を見落としていたことに気がつきました。
日本語には可能動詞という種類の動詞があるということを。
さて、可能動詞とは、何か?
簡単に言えば「読む→読める」「書く→書ける」「死ぬ→死ねる」というような…
つまり、~することが出来ると言う意味を表す動詞です。
きみのためなら死ねるのように使うわけですね。
で、問題は、
可能動詞は
五段活用動詞が下一段活用動詞に変化して生じた物なので、元の五段動詞だけ古文翻訳装置に登録しておいても、可能動詞は訳出できるようにはならないという点です。可能動詞を別に登録するか、プログラムによって五段動詞のデータを加工して下一段動詞を作り出してやらねばなりません。まぁ、結局のところ前者は手間がかかりすぎるので後者を実行するよりほかに可能動詞を扱う道はないのです。ちなみに、古文から現代文に訳す際は、可能動詞というものが古文の世界になかったので全然問題にならなかったのでした。ああ、今思えばあの頃が幸せだった。
作らないと処理できない日本語が増えてしまいますので、仕方がない…今から作ります。
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