2014年も早いもので、はや数日を残すのみとなりました。今年を振り返ってみるにいろいろなことがあった年だなぁと月並みな感想が浮かぶわけですが、教育界における古文にとって、先日、大学受験に係るセンター試験の廃止及び新制度の答申という重大ニュースがあったのは記憶に新しいところです。もっとも、センター試験の見直しについては数年前から言われていたので、それ自体は目新しいことではありませんし、まだ答申の段階ですからこれからどうなるかは未知数です。少なくともあと5回は現行のセンター試験が続きます。新制度の導入は現在の小学6年生が高校3年生になった時からと言うことです。制度の変わり目、特に変わった1年目に大学受験に当たるみなさんは、先生方も試験対策になれていないし過去問もないしで不安が大きい(といっても小学6年生の本人が今のウチから心配しているというのも考えづらいので、心配になるとすれば親御さんの方でしょうか)。ただ、当然周りの受験生も同じなので、そこまで心配することでも無いかなとは思います。今後の情報を待ちたいところです。古文自動翻訳研究センターとしましても、何が出来るか考えていきたいと思っています。
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