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最終更新日 2025年01月31日 


 

◆ 開発者ブログ
 
ご飯よそい機 2021年04月30日(金) 23時49分  
もう大分前から存在していると指摘されてちょっと残念だったのですが、個人的には最近、ごはんを自動でよそってくれる機械があることを初めて知りました。

お茶碗をセットしてボタンを押して、後は待つだけ。



ご飯が今と同じような炊き方になったのは江戸時代かららしいですが、まさかしゃもじが要らなくなるとは誰も思うまい。米自体は弥生時代から日本に存在していて、古文の世界にも乾飯(かれいい)なんてものが伊勢物語に出てきますけれど、時代は変わっていくんだなあと個人的に感動した出会いでした。

新型コロナウイルス感染症の対策には非接触なので良いかもしれません。
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年度末所感 2021年03月31日(水) 23時57分  
今年度は何だかんだで忙しい1年間となりました。
あまり古文に関する活動も出来ず、そう言う意味では残念な1年間でした。
来年度はもう少し色々取り組めたら良いなと考えております。
引き続きよろしくお願い致します。

 
梅の花 2021年02月28日(日) 22時39分  
残念ながら今年は出かけられておりませんが、ちょうど去年の今頃、山梨県の不老園という梅の名所へ行って参りました。一足お先の春を感じられる空間でした。明日からは3月。まだ外は寒いですが、これから少しずつ暖かくなっていく季節です。花の季節の始まりでもありますので、折に触れて楽しんでいきたいと思います。







↓場所はこちら。Googleマップが開きます。
https://www.google.com/maps/place/%E4%B8%8D%E8%80%81%E5%9C%92/@35.6617035,138.5966667,18z/data=!4m5!3m4!1s0x601bf99fa597ca31:0xe91fc51e015570f0!8m2!3d35.6624851!4d138.5974351

 
共通テストお疲れ様でした。 2021年01月31日(日) 21時28分  
2020年度の大学入試から、今までのセンター試験が共通試験に変更されました。新型コロナウイルス感染症への対策を求められる中、2021年1月に試験が行われました。受験された方、関係者の方、お疲れ様でした。

古文に関する出題について言えば、まだしっかりとは確認出来ていないのですが、センター試験の時の出題傾向と大きな変更はなかったように思います。問題を解くのに一字一句訳す必要までは無いのですが、また折を見て古文翻訳装置でどの程度訳や品詞分解が出来るか、試してみたいと思います。

 
百人一首第30句 2020年12月31日(木) 23時47分  
このシリーズでは百人一首を順に解説していきます。
ゆくゆくは百首全ての解説を目指します。

[ 番号 ]
第三十句

[ 歌 ]
有明の つれなく見えし 別れより あかつきばかり 憂きものはなし

[ かな ]
ありあけの つれなくみえし わかれより あかつきばかり うきものはなし

[ よみ ]
ありあけの つれなくみえし わかれより あかつきばかり うきものわなし


[ 現代語訳 ]
夜が明けようとする頃に冷淡な別れを経験し、そのときに空に残っていた月も冷淡に見えた。それからというもの、私にとっては夜が明けようとする頃ぐらいつらいものは無い。

[ 品詞分解 ]
有明【名詞】 の【格助詞】   つれなく【ク活用形容詞「つれなし」連用形】 見え/し【ヤ行下二段活用動詞「見ゆ」連用形+過去の助動詞「き」連体形】   別れ【名詞】 より【格助詞】   あかつき【名詞】 ばかり【副助詞】   憂き【ク活用形容詞「憂し」連体形】 もの【名詞】 は【係助詞】 なし【ク活用形容詞「なし」終止形】

[ 文法 ]
・「あかつきばかり」の「ばかり」は後ろに否定の助動詞を伴って文の意味を強調する働きをしている。「あかつきはつらい」としても意味は通じるが「あかつき程につらいものはない」とすることで暁のつらさを強調している。

[ 読み人 ]
壬生忠岑(みぶのただみ) [男性]

平安時代に生きた歌人。三十六歌仙のひとり。出世には恵まれなかったものの、歌の腕は良く、古今和歌集の撰者を務めている。同じく三十六歌仙で百人一首の四十一首目を詠んでいる壬生忠見の父でもある。

[ 決まり字 ]
3字

[ 解説 ]
「有明」とは月が空に「有」るままで夜が「明」けようとする頃、もしくはその月のことを言う。当時は結婚しても男性が夜だけ女性の元へ赴く「通い婚」が普通のことであったため、明け方には愛する人と別れなければならなかったことから、夜明けは別れの時であった。そういった事情からか、有明の月から寂しさやせつなさを感じさせる歌が多く残されている。この歌も、恋した女性の冷たい態度と、有明の月から感じる冷たさを重ね合わせて詠んだ歌である。



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